セクション 9(論文など①)
論文など (代表的なものだけを抜粋)
「当院における最近5年間の異常新生児について」 周産期医学:Vol.12 No.3(1982,3)
・・・いわゆる“未熟児”、「低出生体重児」はAFD(在胎期間に見合うだけの体重に成長している)とSFD(在胎期間に比して体重が不十分)とに分けられ、さまざまな面でSFDにおいてのリスクが高いとみられていたが、AFDすなわち早産未熟児においてRDS(呼吸窮迫症候群)や未熟児網膜症のリスクがはるかに高く、早産を防ぐことこそがRDS、未熟児網膜症、ひいては周産期死亡を減少させることに直結するということを自験例から確証した。
「MCLS(川崎病)の臨床的観察
―特に心血管障害について―」
香川県立中央病院医学雑誌:Vol.1 No.1(1982,3)
「肝疾患患者血清中の自己抗体による細胞骨格の蛍光標識」
OLYMPUS MICROSCOPE REVIEW:No.7(1984)
「RPHA法を用いた免疫学的糞便潜血試験の臨床的検討」 香川の国保:No.90(1986,11)
・・・現在医療機関で使われている、便潜血反応(便に血が混じっているかどうか
調べる検査で、大腸がん検診などに用いる)のうち新しい方法である「ヒ
ト・ヘモグロビン法」の実用化の適否について、実際の多数の症例により
検証した。
調べる検査で、大腸がん検診などに用いる)のうち新しい方法である「ヒ
ト・ヘモグロビン法」の実用化の適否について、実際の多数の症例により
検証した。
「Castlemanリンパ腫様組織像を呈する系統的リンパ節腫脹を伴った不明熱の1例」
三豊総合病院雑誌:Vol.7
No.1(1986,12)
・・・FUO(不明熱)を呈する得体の知れない症例を経験・治療し、考察を加えて報告した。
→ 現在この疾患は、国の「指定難病」の1つ「キャッスルマン病」として指定を 受けている。 「ホームドクターと連携した訪問指導 三豊総合病院における実情」
病院:46巻5号(1987,5)
「上部消化管出血に対する純エタノール局注法と薬剤direct-coating法
との併用療法について」
Gastroenterological Endoscopy:Vol.29 No.10(1987,10)
「上部消化管出血に対する純エタノール局注法と薬剤direct-coating法
との併用療法について」
Gastroenterological Endoscopy:Vol.29 No.10(1987,10)